映画祭り

たぶん3か月くらい映画を見てなかったのに、この1週間で3本見に行きました。



(1)「インディペンデンスデイ リサージェンス」
見に行く前に前作を予習で見ておかないと、人間関係がさっぱり思い出せずにどうだっけこうだっけと脳みそこねこねしながら見る羽目になります。っていうかなりました。
さすがハリウッド製おバカアクション大作で、戦闘シーンとかのCGの出来は素晴らしい。
あとでかくシン・ゴジラとかよりもいい。あの「物理法則?物理演算?なにそれかっこいいの?かっこよくないならそんなの関係ねえ!」っていうあの勢いね。
あとポンポンキャラが死んでいくけど、何事もなかったかのようにハッピーエンドに持ち込んで葛藤もクソもありゃしない潔さは邦画も見習うべき点やね。
誰も絶叫とか号泣とか求めてないから。うん。
で、次は全面星間戦争ですか?



(2)「帰ってきたヒトラー
社会風刺をたっぷり効かせたコメディとしてみるのがいいんでしょうね、きっと。
かなり笑わせてくれました。
事前に「ヒトラー 〜最後の12日間〜」の例のおっぱいぷるんぷるんのシーンだけは見ていったほうがより楽しめます。
Brexitで離脱に投票したイギリス市民はきっとこの映画を見ていなかったに違いない(適当)。
そのうち原作小説も読んでみよう。



(3)「シン・ゴジラ
ほら、絶叫と号泣がない映画はこんなにも面白いでしょう!!
なんだ邦画もやればできるじゃん、と言いつつも庵野監督はアニメ畑の人やしねえ。
シーン展開とかカメラワークとかがなんともアニメ的というかエヴァっぽいというかナディアっぽいというか。
あと前半の閣僚会議の様子とか意思決定のプロセスとかがいかにもそれっぽく出来てて、とても笑えるやら身につまされるやら。
マジあんな感じよ、行政機関内部って。平時にはあれでいいんだけどね。
で、新幹線が突っ込んだり電車が並んで突っ込んだりB-2が落とされたり、「ああ、やりたい放題やってんなあ、ノリノリでぶつけてんだろうなあ」って感じのぶっ壊しぶりが大変爽快です。
生き物相手の爆撃なのにB-1とかB-52とかじゃなくてB-2なのは、やっぱりどうせやるなら世界で一番へんてこで一番高価なB-2だよねっていう、つまりはロマンですねわかります。
やっぱね、怪獣映画は怪獣が大暴れしてなんぼですよ。親子の愛憎劇とか取ってつけたような色恋沙汰とかいらんのですよ。ハリウッドのゴジラ(2014年のほう)もあれはあれでよかったけど。



あとは「カルテル・ランド」と、気が向いたら「ターザン Reborn」でも見に行こうかな。