・逆シャア
予告通りアマプラで見た。
やっぱりよくできてるなあと思いましたよ。
ただ、中年になってみるとクェスやハサウェイ、ギュネイの若さというか癇癪にも似た子供っぽさというか、そういうのがすごくいやらしく感じますね。
あと声優の皆さん、特に山寺宏一氏の声が若い!
30年前の映画だから当たり前なんですけども。
しかしなんですな、背景とかの手の込み具合が改めてみるとめっちゃすごいですね。
室内の壁の照明の当たり具合によるグラデーションとか、細部がよけりゃいいというものでもないけど、作画がいいってこういうのなんですかね。
・バッド・ジーニアス 危険な天才たち
タイ発の映画。
天才的な頭脳を有しながら貧困にあえぐ少年少女がカンニングで一儲けを企む話。
控えめに言って面白い映画でした。
ノリとしてはオーシャンズシリーズのようなテイストもありつつ、少年から大人に変わる時期の露骨でない程度の色恋なんかもありつつ、脚本も演出もよくできてたと思います。
言っちゃなんですけど、日本映画はもうタイにも負けてますね。
ハリウッド映画と違って最終的に「カンニングはいけません!」ていうオチになるのは、やはりタイが仏教国であることも関係してるんでしょうかね。
GT以降のドラゴンボールの映像作品にいい印象がなくて見てなかったし行く気もなかったんですけど、なんかネットで評判が良かったので行ってみた。
いいじゃないの!!
ドラゴンボールに求めるもののすべてが詰まってると言ってもよろしいんじゃないでしょうか。
バトルシーンが始まってからは手に汗握りっぱなし、ドキドキしっぱなしの大興奮映画でした。
ブロリーの設定自体はいったん過去の作品はなかったことにして作り直したかんじなんですかね。まあフリーザも生き返ってるくらいだから気にしないことにしましょう。
バトルシーンもガンダムNTで不満だった部分が全然なくって、スピーディなんだけどきちんと見栄えがしてるといえばいいんでしょうか。
キャラもカメラも背景もグリグリ動くし、タメとかメリハリが効いてて激しい動きの中でも攻防がよく伝わってきますね。
やっぱりお金を稼げるコンテンツにはそれだけリソースを突っ込めるってことなんでしょうか。
ガンダムが市場規模小さいとは言わないけど、ドラゴンボールと比べるとね。それに細分化先鋭化しすぎだし。
しかし、野沢女史はもうかなりのお歳のはずなのに、90分間叫びっぱなしでよくのどがつぶれないなと思いました。ベジータもブロリーもですけど。