遅すぎた

エヴァのことはとりあえず置いといて、ガルパン最終章第3話。

 

6話ものの第3話としてはまあこんな感じの、ちょっと中だるみというか中継ぎ的な、つまりは盛り上がりよりも終盤へ向けての助走となる回として、概ね王道と言った内容だったと思います。

知波単との戦いもこうなるよねという展開で、ケレン味はなくても演出と展開で基本に忠実な、面白さを出している感じに思われました。

そういうわけで、同じことの繰り返しになるけど「第3話としてはよくできているしこれでいい」と言うのが私の感想。

ただし、それは「第3話としては」であって、その第3話が前回の余韻を残したままつながっていればそれで及第点であり満足できたはず、という意味を含みます。

第2話から2年以上経っているのに、「ちゃんとした続きが出たからいいじゃん」なんてなるわけないでしょう。私はこの件については割と強めに怒りと落胆と呆れを感じていますし、これからどんなペースで続きが出ようとも、もはや第1話が出た時のような期待を全く持てないし、もう手遅れとしか思えないのです。

 

あまりに時間をかけすぎたゆえの時代遅れ感とでもいわねばならない状態は画面の中にも表れていて、「女子高生がガラケー」はアニメ公開初期でさえかなりギリギリだったにもかかわらず、今となってはもはや「ママも女子高生の時はあんな携帯使ってたのよ」と小学生の子供に語るレベル。

 

「知力体力時の運」なんて言いますけど、もはや時の運はガルパンの上から通り過ぎた、そう思います。

まあ見るけどさ。見るけど、見るたびに「さっさと出してりゃもっと面白かったのに」と思うことでしょう。

最終話まで生きてればね。