この2,3日、変な時間にウトウトしてしかも決まってイヤな夢を見てうなされる、これはたまったものじゃありませんね。
挙句に変な時間に半端に寝ちゃうせいで夜もなかなか眠りに付けなかったりして辛い。
ままなりませんね。
さて、それはそれとして映画の話。今回はMCUから「ブラック・ウィドウ」。
ある程度MCUの知識がないと筋書きが追いきれないのがちょっと辛いところ。映画だけに絞ると、MCU前作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」から丸2年経ってるので、だいぶ忘れちゃってるんですよね。
それはそれとしても、ハデハデなアクションは相変わらず秀逸だし、脚本も演出も良く練られていて単なるアクション映画としても十分楽しめる出来かなと思います。
脚本の軸としては「ブラック・ウィドウはなぜエンドゲームであの行動を取ったのか?」というところにつながる部分でしょうね。そこのところを念頭に見ると「ああ、こういうバックグラウンドを与えていくのね」っていう納得感があります。個人的にはちょっと陳腐かなとは思いつつも、さりとて描き方としては押しつけがましいところがないのが良かったです。
アクションはいろんな要素が複合されたいかにも現代的なもので、スタイリッシュで見応えはあるんだけれど、女性が中心であるためにどうしても軽く映るのは辛いところ。見るものを圧倒的する肉々しさってやっぱり質量だし、その点では男性に敵わないんですよね。
そういう意味ではこの映画で好きなのはクリムゾン・ダイナモなんですよ、私は。
というところでお開き。また今度。次のMCUはスパイダーマンの続編でしたっけ?