私は割合物欲の強い人間で、いつでもアレが欲しいコレが欲しいと言っています。今欲しいものはと言えばまずはバカラかボヘミア・グラスのタンブラー。あとは黒檀のお箸とか、おいしい落雁とか。
妹は逆にしまり屋でタンス貯金が趣味とまで言うほどなので、私の金遣いをみて言うのです。
「またそんなにお金遣っちゃって。少しは貯めたら?」
と。
そこで私の言い分は、
「市場経済の活性化に貢献してるんじゃないの!景気回復の一助ですよ。」
妹さらに曰く
「要するに無駄遣いじゃん。」
これが私が大学入学で単身赴任するまでの家庭のありふれた光景でした。ちなみに姉も浪費家です。
どこかの誰かが、
「お金は国家の血液のようなものだ。滑らかに循環しているうちは好調だ。滞留していると途端に調子が悪くなる。」
とかそんなような言葉を残していたようないなかったような。困ったことに私のお財布からは出る一方。どこかで滞留してるに相違ないと思ってるんですが。なんとか入る量が増えてくれる世の中にしていきたいものですね。