今昔結婚事情

そろそろ私もお年頃ってやつでして、婆さまに会いに行くと「ええ人はおらんかね?」なんて聞かれるようになりました。まあお見合いやらなんやら押し付けてくることも無いので「まあそのうちにね。」なんてお定まりの台詞ではぐらかすわけですけど、姉も妹も彼氏持ちな分だけ無言のプレッシャーが周囲からじわりじわりと忍び寄っている気がします。100歳を超えたあたりで「はようひ孫を連れておいでんせえ。」とか言い出したりして。
しかしこのお年の方々のほうが結婚に対して案外ドライなのかもしれません。親の決めた結婚が当たり前って世代ですからねえ。そこへくると最近の男女はちょっとお互いに夢を見すぎてるんじゃなかろうかと思うときもあったりします。

「家庭的なお嫁さんが欲しい!あとかわいくておとなしくて帰りが遅くても文句言わなくて…。」
「仕事にも育児にも理解と協力のあるダンナがほしい!あとついでに経済力と顔と身長と…。」

そりゃあ結婚も出産も遅れるんでしょうよ。まあ夢を語るだけならタダですからお好きになさったらよろしいんですけどね。現実にはどれか1つでも備えていればめっけものだと思うんですが、皆さんはいかが?