結局正解者0名に終わってしまったわけですが、抜糸も済んだところで解答編です。
答えは「街灯に激突した」でした。
ガラス戸にぶつかった、というのはいい線行ってましたね。街灯にぶつかっただなんてマンガみたいでしょ。でもこれホント。
ちょっと大通りからはずれた薄暗い道を歩いていたら、後ろから2人乗りの原付が近づいてきて、「よもやひったくりでもあるまいけれど…。」*1とそちらに注意を払いながらひょいっと辻を折れて大通りに入ったところ、丁度そこに街灯が生えていてごっつんこ。一瞬視界がブラックアウトして3歩よろめき下がるほどの衝撃でした。
立ち直ってまた歩き始めまして、しばらくは血が流れているのに気付かずにいたんですがなにやら鉄臭いのに気が付いて、顔を抑えていた手袋を見やると血が付いていてびっくり。あわてて近くのお店に飛び込んでティッシュを無心して顔を拭ったものの、一向に血の止まる気配がないので近くに病院がないか尋ねたんですが、日曜のしかも午後5時をとうに過ぎているとあって絶望的。一応地図とにらめっこしながら心当たりの病院を教えてもらって行ってみたら案の定閉まっていて途方にくれましたが、ちょっと出血も収まってきたので仕方無しに絆創膏でももらおうとまた近くのお店に入ったわけです。そうしたらそのお店の人が大変に親切な方々で、救急の病院を探してそこに電話してさらに車で連れて行って付き添いまでしてさらには家の近くまで送ってくださいました。
人がお菓子を作ってもなにも言わずただむさぼるだけの人間があふれているかと思いきや、こういう仏様のような人々がいるかと思うと世の中捨てたものじゃないと思いますね、本当に。ありがたやありがたや。
灘水道筋商店街のキムラ商店のみなさん、本当にお世話になりました。ちなみにキムラ商店は焼き豚と牛肉の時雨煮のお店です。
