やっちゃったよ

世間で大賑わいを続けていながら「まあ見に行くことはないだろうなあ…」と思っていたガルパン劇場版をついに見に行っちゃったよおい。


コワモテのおじさんまでが「ガルパンはいいぞ」って言うものだから、どんなものかなあそうはいっても萌えキャラがキャッキャうふふしてるやつだしなあそういうの私はちょっとねえ、と思いつつ「『興味ないね』とか偉ぶるのもなんだからまあちょっと見てやるか」的な感じ?
すっごいロングランでやってるっていうのもあるしね。


結論から言うと、確かによくできてる。
キャラはそれぞれに個性が立っててそれぞれに見せ場があってかつ破綻無くまとまってるし、細かい描写や音楽・音声も凝ってるし、筋書やも1つ1つを見ればいかにも陳腐でやりつくされてる感があるんだけどちゃんと押しつけがましくもなく上手く盛り上げてるし、つまりは「趣味のバカ騒ぎを全力で楽しみながら精一杯やり切りました」っぽい感じがよくできてて近年のアニメ作品としてはとてもよくできてるんではないでしょうか。
そうはいっても見る人を選ぶし、テレビ版の続き物で単体作品ではないし、名作とはいいがたいけど秀作・佳作っていうのが私の評価。


私は本編を見ようとは思いませんでしたけどね。
それも今だけだって?
さあて、未来のことは神のみぞ知る。


余談ですけど、あの文科省の局長さんもさ、「君ィ、あの学校のためだけにいったいどれだけの税金がつぎ込まれてると思ってるのかね、国民の血税だよ血税、ただでさえほかの武道団体からえこひいきだ利益供与だと言われとるのになぜ君たちだけ特別扱いせねばならんのかね、議員や記者や国民の皆さんに君ならなんて言うのかね、ええ!?」とか言ってほしかったなあとか思いましたまる。