無職の思い

明石の件も、児童虐待死の件も、何かというと公務員の怠慢だとか叩かれてるのを見るとちょっと複雑な思いをしておりまして。

 

土地買収がそんなに簡単な話なら成田があんな風になってないよとか。

普段何百人という児童のために奮闘していることは一つもフォーカスされないのはおかしいんじゃないのとか。

 

児相なんてほんとに毎日のように法と制度の限界の前で歯がゆい思いをしながらハードクレームと戦ってるような職場だと思うんですよ。

「恐怖に負けて子供を守れなかったなんてひどいじゃないか」と言うのは分からなくもないけれど、じゃあそういう恐怖と戦わなければならない児相の人々は誰が守ってくれるんでしょう。

看護師とか介護士とかでも一緒ですけども、強烈なストレスにさらされながら働いている人たちをどうサポートするかって言うことを考えずに、失策だけ取り上げて叩くようなやり方は私はよくないと思うんですよね。

私自身も一時期そういうハードクレーム受けながら仕事してた身として、しみじみそう思います。