「よきこときく」ってなんだか犬神家みたいなことを昨年末まで続けていたわけですが、良いことばっかり書いてても腹や胸に溜まるものもあるし、ぼちぼちネガティブな話も解禁して行こうかなと思います。
さて、世間では関東で緊急事態宣言だとか、アメリカでは大統領選の結果を受けて大荒れだとか、なかなかに騒がしいわけですけれど、そんな中で株価はうなぎのぼり。
株価と社会の状況が必ずしも一致しないのは当然ありうることではあるんですけれど、あまりにも平凡な一市民の生活感と乖離しててバブル以外のなんやねんて気持ちになりますね。
ましてや資本主義が国家の枠組みを超えて社会を支配するようなことはあまり好ましいとは言えないように思いますよね。
国家が経済を完全に統制することもまたナンセンスなように、経済活動主体が国家の統制を超えてなんでもやるというのもまたナンセンスではあるまいかと。
ツイッターやフェイスブックが現職大統領の投降をほしいままに制限しているように見えて、なんというか、昔の新聞王が「大統領なんか俺の指図ひとつでどっちにだってできるぜ」みたいなことをやってたのとなんも変わらないなと思います。
